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手野総合博物館 手野総合博物館は、もともと手野家、砂賀家の所蔵品の保管庫であった。 それを一般に公開し、また研究施設としたことが始まりである。 現在は、一般財団法人手野財団が設置している私立博物館である。 ただし、海外館群については国外にあるということ、図書館部門については図書館法の所管であると手野総合博物館、私立博物館として扱われていない。 このことから、国内に存在する手野総合博物館のうち、図書館部門のみ特異な地位となっているが、一体として取り扱うこととなっている。 目次 概要 各部門 組織 文化財 入館料 休館日 歴史 概要 手野総合博物館は、手野公園内にある博物館である。 本館、新館、新々館、旧館、別館、天文台、図書館、動物園、水族館、植物園、寄附館、軍事館、海上軍事館、航空軍事館、記念船、記念鉄道、記念館、海外館群などがある。 また、関係者のみが立ち入りができる建物として、収蔵館、研究館がある。 手野総合博物館は、廊下でつながっている本館、新館、新々館、旧館、別館の5つを五大館と称している。 この五大館以外は廊下ではつながっておらず、少なくとも一度は外に出る必要がある。 図書館は、本館、別館、第一新館、第二新館、閉鎖図書館、家紋探題がある。 うち、家紋探題以外は廊下でつながっており、家紋探題以外を図書館群と称している。 海外館群は、アメリカ合衆国テックカバナーにあるテック・カバナー館、英国スコットランドの旧アマーダン州内にあるグッディ館の2つを合わせた言い方である。 五大館、図書館群、天文台、動物園、水族館、植物園、寄附館、軍事館陸上部門、一部の記念館については、手野公園内にある。 軍事館海上部門は大阪湾夢洲、軍事館航空部門と宇宙部門は手野空港、記念船は世界中に、さらに記念鉄道は手野公園から手野市街にかけて、さらにテック・カバナー館、グッディ館がそれぞれのところにある。 本館 手野総合博物館本館は、1881年に建築された春雷会収蔵庫がもととなっている。 地上6階地下1階の本館は、春雷会が江戸時代さらにその以前に保管していた文化財や資料を保管、展示、研究するための知の殿堂として建てられた。 コ型をしており、下層の屋根部分の一部をバルコニーとしている段構造をしているため、最上階の面積は1階の面積と比べておおよそ3分の2程度になっている。 焼煉瓦で作られたものではあるが、濃尾地震の際に一部損壊となり、収蔵品のうち半数が修復が必要な状況となった。 このため、耐震工事が行われた結果、煉瓦の一部は漆喰や鉄板によって囲まれたこととなった。 しかし、大きくは変わらず、現在でもその威容をみることができる。 収蔵品の大半は1929年に国宝保存法に基づく旧国宝に指定され、1950年には文化財保護法による重要文化財となった。 一部の文化財は後に国宝とされた。 本館は1996年に登録有形文化財、1999年に重要文化財に指定された。 新館 手野総合博物館新館は、1936年に設計され、1939年に完成した、地上4階地下2階、帝冠様式の建物である。 当時は寄附を受けた文化財や収蔵品の展示、特別展示会の会場として使われた。 明治以来に手野財閥が作成した物品も収蔵されており、手野財団、手野グループの歴史を知るための施設となっている。 ロ型をしている建物であり、本館とは廊下で接続され、そのため新館独自の出入り口は関係者以外立入禁止ということになっている。 廊下は1950年から1955年にかけて造られ、地上1階地下1階によって本館と接続されている。 また本館へ向かう途中から新々館へ向かうための廊下がある。 新々館 手野総合博物館新々館は、2001年に手野グループ21世紀事業の一環として落成した。 廊下によって、新館と本館の間から、あるいは別館と旧館の間から新々館に向かうことができる。 手野総合博物館の収蔵品の中でも、最も貴重なものが展示、収蔵されている。 新々館のみ高度な耐震構造となっており、耐震・制震・免震の3つを組み合わされた建物構造となっている。 旧館 手野総合博物館旧館は、1120年に建立された愛雲寺(あいうんでら)と呼ばれる、郁芳家氏寺の元本堂である。 戦国時代に寺が全焼したものの、その一部は残り、砂賀家屋敷として購入された。 なお、この購入代金により愛雲寺は再興されたが、元本堂は戻ることはなかった。 1800年までに現在の手野市にあたる金元藩の藩邸の一部として、行政の中心として使われた。 手野総合博物館が設立される際、その展示スペースとして使用するために手野公園内に移築。 以後、手野総合博物館旧館として使用され続けている。 別館 手野総合博物館別館は、1791年に建築された手野家俚伝文庫がもととなっている。 明治維新後、春雷会を経て手野財閥の保有となり、手野財団の保有となった。 なお、内部に収蔵されていた手野文庫の収蔵品については、一部の資料を除き、図書館部門に移管され、そちらで保管されている。 別館は地上2階、地下2階で、大きな蔵のような形をしている。 新々館とのみ地下2階にある廊下で接続されている。 この廊下は途中で旧館の地下1階へ向かっており、さらに新々館1階へつながっている。 別館は1930年に国宝保存法による旧国宝に指定された。 1950年に文化財保護法が制定されると重要文化財とされ、1983年に国宝に指定された。 ここを編集 各部門 部門名 (詳細) 内容 博物館部門 手野市の歴史、美術、交通など手野グループの技術など 美術館部門 明治以降を主とする日本人による油絵、日本が、水彩画、水墨画など 天文台部門 手野天文台を運営 図書館部門 手野図書館 手野学園図書館を兼務蔵書数230万冊、内閉架40万 砂賀文庫 平安後期から現代までの砂賀家の貴重書など、蒐集図書館 手野文庫 手野家の貴重書、手野グループの文書など 家紋探題 砂賀家による家紋の調査、審議、系図などのための機関 動物園部門 動物園 世界中の動物を集め展示海洋、水棲については水族館にて展示 水族館 世界中の海洋生物、水棲生物を集め展示それら以外の動物については動物園にて展示 植物園 世界中の植物を集め展示動物園、水族館で使用する植物は植物園において収集する 寄附館部門 手野家、砂賀家以外からの寄付を展示する博物館資金や物品寄付の芳名板もここに常設される 軍事館部門 陸上部門 手野武装警備を中心とする、戦前から現在に至るまでの陸上兵器などの展示 海上部門 手野武装警備を中心とする、戦前から現在に至るまでの海上兵器などの展示 航空部門 手野武装警備、手野航空を中心とする、戦前から現在に至るまでの航空兵器などの展示 宇宙部門 手野武装警備、手野重工業を中心とする、現在に至るまでの人工衛星、宇宙兵器などの展示 記念館部門 記念船部門 手野船舶等の記念船あるいは記念艦等を公開及び展示一部の船並びに艦については航行可能な状態とされ、展示航海することがある 記念鉄道部門 手野鉄道等の保存車両等を公開及び展示大半の車両については走行可能な状態で保存され、展示走行することがある 記念館部門 手野不動産等が保有する建物等を公開及び展示一部の日を除き、室内の一部を公開及び展示しており、一部の建物については宿泊を受け付けている 顕彰館 手野財団賞を受賞した個人、および法人の検証を行う施設 海外館部門 テック・カバナー館 米国マサチューセッツ州プリマス郡カバナーに所在テック・カバナー家にまつわるものの他、アメリカの総合博物館として機能している グッディ館 英国スコットランド地方のアマーダンに所在グッディ家にまつわるものの他、イギリスの総合博物館として機能している 博物館部門 博物館部門は、美術品を除く、手野市の歴史、文化、自然に焦点を当て、古代から現代にいたるまでの系統展示を行っている。 また、必要により特定のテーマの特別展を実施している。 ここを編集 美術館部門 美術館部門は、手野グループが所有している美術品をはじめとし、手野市や姉妹都市の作家らによる美術品や工芸品を展示している。 また、必要により特定のテーマの特別展を実施している。 天文台部門 天文台部門は、手野天文台を運営し、太陰太陽暦による暦の調製を行っている。 手野天文台は手野公園内にある手野山8合目にあり、手野大型天文台、手野中型天文台、手野小型天文台の3つの望遠鏡から成る各天文台からできている。 手野大型天文台 手野大型天文台は、望遠鏡2つに観測室、資料展示室などがある。 資料展示を始めとし、定期的に見学会を開いているのは、天文台部門の中では手野大型天文台のみである。 手野中型天文台 手野中型天文台は、望遠鏡1つに観測室などがある。 なお、手野中型天文台は原則として公開されていない。 手野小型天文台 手野小型天文台は、電波望遠鏡による観測を行うことができる。 なお、非定期に手野小型天文台は見学会を開いている。 図書館部門 図書館部門は、手野図書館、砂賀文庫、手野文庫、家紋探題の4つがある。 なお、手野市図書館とは異なる組織である。 手野図書館 手野図書館は、図書館部門の本体となっている施設である。 手野図書館に収められている蔵書は、年々増え続けているが、2019年4月1日時点で、開架図書295万、閉架図書17万ある。 ただし、この冊数には、砂賀文庫、手野文庫、家紋探題のそれぞれの冊数も含められている。 手野図書館は、図書本館、図書別館、図書第一新館、図書第二新館、閉鎖図書館から成り、閉鎖図書館に砂賀文庫並びに手野文庫が収められている。 ただし、閉架図書については図書本館、図書第二新館、並びに閉鎖図書館に分けて管理される。 図書本館は地上3階建て、図書別館は地上5階建て、図書第一新館は地上8階建て、図書第二新館は地上7階地下4階建て、閉鎖図書館は地上4階地下5階建てとなっている。 閉架図書は貸出不可であるが、開架図書はあらかじめ貸出カードを作成することにより図書貸出を行うことができる。 ただし、1人当たり10冊まで、最大2週間となる。 貸出カードは、手野市内に居住するか、あるいは通勤、もしくは通学している者が作成できる。 例外として、手野市が図書貸出に関する協定を結んでいる市町村の住民についても貸出カードを作成し、図書貸出を行うことができる。 閉架図書については、閲覧には閲覧用紙に住所、氏名、電話番号などを記入し、さらに身分証明書を提示する必要がある。 さらに、別に指定している閉架図書については、職員立会、もしくは専用室での閲覧となることがある。 寄附によって収蔵された図書類については、原則として閉架図書として扱われるが、寄付の際に開架図書として扱うように申請することにより、開架図書類として一般の利用に供されることができる。 砂賀文庫 砂賀文庫は、砂賀家が代々伝えてきた文書類の総称である。 以前は砂賀藩における半公設図書館として機能していたものであるが、明治以後、藩校が廃止されると同時に砂賀財閥の傘下の私設図書館となり、さらに戦後に手野グループがその全ての寄附を受け設立された。 旧来は砂賀町に存していたが、1970年代以降に閉鎖図書館が設置されるに伴って、ほぼすべての蔵書が手野図書館閉鎖図書館内に移管された。 手野文庫 手野文庫は、手野家が代々伝えてきた文書類の総称である。 手野家が代々蒐集してきた文書類を、手野財閥の成立とほぼ同時に私設図書館として、さらに戦後に砂賀文庫と合同して手野図書館の一部門として再発足した。 1970年代に閉鎖図書館が設置されるに伴って、手野図書館のそれぞれに分けられて保管されていた手野文庫の文書類は一カ所にまとめられた。 家紋探題 家紋探題は、砂賀藩において1707年から始まった砂賀家中団の証書である鉄小物の証書たる腰章に必要となる家紋を確定させるための機関である。 腰章とは、腰帯に佩び、その者の証としたためで、正式には鉄証書(くろがねしょうしょ)あるいは鉄証(くろがねのあかし)と呼ぶ。 家紋探題が図書部門に分類されているのは、その鉄小物は全て鉄証書冊子に記されており、現在では砂賀町指定文化財となっているためとされる。 また、現在でも機能している機関であり、江戸時代から同じ記録を作成している。 この鉄証書冊子には鉄証書の通し番号、作成年月日、作成時の砂賀家当主の名前、作成先の相手の名前、作成時点の官位官職、その他が書かれいる。 家紋探題はこれ以外にも、砂賀藩、金元藩の藩士その他職員の家紋の調査も行っており、同一の家紋を使っている場合には家紋に手を加える権限も与えられていた。 動物園部門 動物園部門は、動物園、水族館、植物園の3つがある。 動物園と植物園は隣接しているが、水族館のみ手野公園より少し離れた淀川沿いに立地している。 動物園 動物園は動物部門の中核と位置づけられている。 手野市にある唯一の動物園であり、他の動物園と協力し、種の保存や繁殖などの研究、動態展示、その他を通じて市民一般が学習できるようにしている。 なお、水生生物あるいは両生類の飼育、展示については水族館が担っているため、動物園にはいない。 水族館 水族館は淀川沿いにある。 手野市にある唯一の水族館であり、他の水族館と協力し、種の保存や繁殖などの研究、動態展示、その他を通じて市民一般が学習できるようにしている。 なお、飼育、展示しているのは水生生物あるいは両生類のみである。 主として陸上で生活する生物については、動物園において市域、展示を行う。 植物園 植物園は動物園に隣接して設けられている。 特に手野市内の植生を中心に展示しており、他の植物園と協力し、種の保存などの研究、一般展示、その他を通じて市民一般が学習できるようにしている。 なお、動物園あるいは水族館に対して、その食事用その他のために、植物を提供することがある。 ここを編集 寄附館部門 寄附館部門は、手野公園内にある寄附館を所管している。 寄附館は、手野総合博物館へ寄附をうけた収蔵品を保管、展示、研究、補修などをしている。 玄関に寄附銘板が設置されており、年月日と寄付者の名前が顕彰される。 なお、寄付金銘板もあり、こちらは寄附の金額と寄付者の名前が顕彰される。 ただし、銘板顕彰は、断ることができる。 銘板は10年間は顕彰のため掲示され、それ以後は一定の金額以上の者のみが永久顕彰となり、その金額以下は10年で撤去される。 ただし、最初の年から10年間の間に基準の金額以上となった場合、永久顕彰へと切り替えられる。 寄附は金銭のみの場合は銘板のみとなる。 収蔵品を寄付する場合には、その収蔵品の説明に寄付者の名称を記すことができる。 なお、収蔵品は常に展示されることはなく、おおよそ3か月ごとに入れ替え作業がある。 収蔵品が図書類の場合は、寄附館で受付をしたのち、新規収蔵品として展示が終了後に図書館部門において永続管理される。 寄附館では、収蔵品を分類し、それぞれの部屋ごとに定められたテーマに沿って展示される。 なお、新規収蔵品に限定し、1か月間展示するスペースがある。 軍事館部門 軍事館部門は、陸上部門、海上部門、航空部門、宇宙部門の4部門に分けられている。 陸上部門 軍事館陸上部門は、手野公園内にある。 軍事館部門のうち、手野公園内にあるのは陸上部門の建物のみである。 陸上部門では戦前から戦後にかけての戦車、小火器、重火器の3つの分野に大別したテーマ別展示を行っている。 特に目玉となるのは重火器分野として展示されている国指定重要文化財のカノン砲である。 海上部門 軍事館海上部門は、大阪湾南港にある。 夢洲の半分を占める敷地に、3つの建物がある。 メインとなるのは大阪港手野桟橋に係留されている記念艦「戦艦翠玉」である。 なお戦艦翠玉は国指定重要文化財であり、動態展示とされているために常時観覧することができるとはかぎらない。 航空部門 軍事館航空部門は、宇宙部門とともに手野空港にある。 宇宙部門 軍事館宇宙部門は、航空部門とともに手野空港にある。 記念館部門 記念館部門は記念船部門、記念鉄道部門、記念館部門の3つ、および手野財団賞関連の顕彰館がある。 記念船部門 記念船部門では、手野グループが有してきた艦船舶のうち、春雷会により選別された艦船舶が展示されている。 一部の艦船舶については、岸壁に固定化する工事を行っており動かすことができない場合がある。 記念鉄道部門 記念鉄道部門は、手野グループあるいは他社が保有し、あるいは製造し、もしくは運行してきた鉄道車両を静態あるいは動態にて保存している。 手野公園内の鉄道においては動態保存している車両に実際に乗ることもできる。 また、手野鉄道の一部の駅において静態保存している車両もあるが、その管理を行っているのは手野総合博物館である。 記念館部門 記念館部門は、手野グループに関連する人物を記念し、その関連の展示を行っている。 春雷会や手野産業の各幹部、手野グループの所属企業のうち手野グループ社長会に属している企業の社長などの来歴などが展示されている。 また、戦前の手野武装社、戦後の手野武装警備の幹部名簿や職員名簿の一部も閲覧できるようになっている。 顕彰館 顕彰館は記念館部門の中でも特異な地位を占めている。 顕彰館では、手野財団賞を受けた個人ならびに法人を顕彰するために設置された。 元々は手野財団賞によって、高松市にある手野球場殿堂資料館、手野市内にある手野サッカー殿堂展示館にそれぞれ展示されており、期間限定で手野公会堂内に顕彰がなされることとなっていた。 2001年1月1日をもって、これらをすべて統合し、手野財団が直営とする顕彰館を設立し、すべての手野財団賞を受賞した個人、ならびに顕彰館にその業績を公開することを承認した法人を顕彰することを目的として設立された。 なお、これらのことから、独立した1部門とすることも考えられたが、最終的には記念館部門の1つとなることとなった。 海外館部門 海外館部門はテック・カバナー館、グッディ館の2つがある。 テック・カバナー館 テック・カバナー館は、アメリカ合衆国マサチューセッツ州カバナーに位置する自然博物館である。 なお、併設される形で、テック・カバナー総合軍事会社総合軍事博物館がある。 これらは手野総合博物館とは相互協力の関係にあるものの、もともと所有品を公開するという意思が少なかったため、大正時代に手野財閥が小規模な陳列館をつくったものが嚆矢となっている。 その後、整備をされつつ、大規模な自然博物館として成立した。 総合軍事博物館は、主にテック・カバナー総合軍事会社が製造、販売している武装品を展示している。 第1次世界大戦、第2次世界大戦の2時代が主な展示対象とされている。 テック・カバナー総合軍事会社の装備品は、1800年代の創業当時からの制服や階級章といった展示もある。 グッディ館 グッディ館は、英国スコットランド地方ダンディ州アマーダンにある科学博物館である。 産業革命以前からのグッディ子爵の歴史や、スコットランド地域の展示が行われている。 なお、グッディ館の庭園は、16世紀ごろの英国貴族の庭園そのままである。 建物もグッディ子爵が14世紀ごろに建てた別荘の一つをそのまま使っている。 なお、2020年1月をもって、グッディ子爵はアマーダン公爵に叙されたが、名称はそのままグッディ館のままとなっている。 ここを編集 組織 手野総合博物館は、管掌範囲が広大になっているため、部門、細分部門、各館、その他といった分類がなされている。 それぞれの部門長がおり、部門長の互選により博物館長が選任される。 また、博物館長の指名により副館長が2名、部門長の内より選任される。 館長 副館長 部門長 副部門長学芸員長各部署長 上席学芸員専門学芸員 職員学芸員 準職員学芸員補 図書部門長 副図書部門長司書長各部署長 上席司書専門司書 職員司書 準職員司書補 庶務部長 庶務課 総務係 会計係 団体係 寄付係 人事課 人事係 警備係 学芸員係 なお、部門が多岐にわたっているために、4つのグループが構成されている。 グループ内に複数部門がある場合は、属する部門長のうち1名をグループ長とし、副館長輔佐とする。 但し、そのグループ内に副館長あるいは館長がいる場合は、そのグループには副館長輔佐はおかない。 グループは、以下のように設けられる。 第1グループ 博物館部門 美術館部門 天文台部門 動物園部門 第2グループ 図書館部門 第3グループ 寄附館部門 軍事館部門 記念館部門 第4グループ 海外館部門 文化財 手野総合博物館に所蔵されている文化財については、それぞれ各部門ごとに管理されることとなっている。 なお、海外館部門については国内法の所管とならないため、ここには記さない。 文化財は、国指定による国宝、重要文化財、特別史跡、史跡、名勝、重要美術品があり、大阪府指定による有形文化財、有形民俗文化財、史跡、名称、登録文化財、規則指定重要美術品がある。 その他手野市が指定する文化財がある。 文化財は法令により建造物、絵画、彫刻、工芸品、書籍、典籍、古文書、考古資料、歴史資料、その他と分類されており、手野総合博物館においては各部門ごとに、その管理を行っている。 また、手野総合博物館が管理、運営している史跡、登録有形文化財、その他文化財においても、その分類に応じて各部門が管理を行う。 博物館部門 美術館部門 図書館部門 動物園部門 寄附館部門 軍事館部門 記念館部門 博物館部門 博物館部門が所蔵している文化財は数多くあるため、国宝並びに重要文化財を紹介する。 三十三面真千手観世音菩薩立像 国宝(工芸品)、1930年旧国宝指定、1950年国宝指定 手野市金元寺に伝わる、元は愛雲時の本尊として祀られていた3体の十一面千手観音菩薩である それぞれ大手が42本、その隙間に958本の小手がある 大手は手の甲に、小手は手のひらにそれぞれ目が掘られており、さらに大手38本はそれぞれ持物を持っている 残り4本はそれぞれ合掌手と宝鉢手をしており、1体で文字通りの千手観音となっている 3体合わせて観音菩薩の33の姿を現しているとされる 金元寺梵鐘 国宝(工芸品)、1930年旧国宝指定、1950年重要文化財指定、2001年国宝指定 手野市金元寺の寺宝として伝わる梵鐘である 全体が黄銅でできており、全面に観音経と南無観世音菩薩と刻まれている 重要文化財指定されるまで実際に撞かれていたため、一部が摩耗している 1100年に鋳造され、その願主として郁芳家当主の銘が刻まれている なお伝承によれば鋳造している最中に観音菩薩が現れ、梵鐘に入り込んだとあり、このことから観音梵鐘と称されることもある 十一面観音立像 重要文化財(工芸品)、1930年旧国宝指定、1950年重要文化財指定 伽羅を用いた30cm程度の大きさの十一面観音立像である 元々は金元寺に納められたが、戦国時代ごろに大凡寺に納められ、以来大凡寺の所蔵となっている 香木を用いた仏像の作例はあるが、伽羅を用いたものは少ない 作例は国宝である愛雲寺本尊の十一面千手観音菩薩に類似しているが、手は4本のみとなっている 青銅観世音菩薩立像 国宝(工芸品)、1931年旧国宝指定、1950年重要文化財指定 手野市金元寺に収蔵されている観音菩薩立像である 全身が青銅でできており、鋳造され、一部は鋳造後に篆刻されている また背面に文字が刻まれており、それによって康和2年に郁芳家当主が願主となり、鋳造させたことが分かる 愛雲寺に奉納されたのち、一時期大凡寺に収蔵され、さらに金元寺に収蔵など、幾度となくその所蔵先が入れ替わっている 最終的に金元寺のところに安置されることとなったのは江戸時代に入ってからである 貴賓客用馬車 重要文化財(工芸品)、1933年旧国宝指定、1950年重要文化財指定 手野財閥が気賓客を出迎えるために整備した貴賓客用馬車一式である 明治時代初期にラングマン大公国より技師を呼び国内で調達したもので、現在も使用することができる なお使用の際には文化庁の許可が必要となっているが、希望する者は後を絶たない 手野市3号古墳出土品 重要文化財(考古資料)、1960年重要文化財指定 1931年に手野市(当時は手野町)で発掘された3号古墳の出土品である 弥生時代中期ごろのものと推定される鉄器類や土器、武具の一括指定を受けている これらのうち、鉄器は当時、非常に貴重なものであるとされ、埋葬者がこの周辺ではかなりの高位者であったとされる 但し、埋葬者は不明であり、さらに複数人が埋葬されているため、統治者の一族の墓ではないかとされる 袈裟襷文様銅鐸 重要文化財(考古資料)、1983年重要文化財指定 1922年に手野市(当時は大凡町)で発掘された出土品のうち、銅鐸である 弥生時代中期から後期にかけてのものと推定される 大きさは90センチメートル程度であり、比較的大型である また銅鐸の内部に舌がのこされていたものの、摩耗した形跡がないため、実際に使用されていたかどうかは不明である 美術館部門 美術館部門が所蔵している文化財は数多くあるため、国宝並びに重要文化財を紹介する。 また、重要美術品に認定されている文化財についても併せて紹介する。 太刀 銘初砂(はつすな) 国宝(美術品)、1939年旧国宝指定、1950年重要文化財指定、2010年国宝指定 1200年代初頭に砂賀家に招聘された大和流刀工である鉄流が、招聘後初めて作刀した太刀である 当時の砂賀当主のために造られた太刀であり、一族の護り刀として重用された 以後、当主が交代するたびに造られ続けており、その伝統は今も続いている 太刀 銘一太刀(はじめのたち) 重要美術品、1935年認定 室町末期に鉄(くろがね)氏によって作刀された その年の最初に作られた、あるいは作刀者の最高傑作だという意味などがあるとされる 漆鉄棒采配 重要美術品、1940年認定 図書館部門 図書館部門が所蔵している文化財のうち、国宝並びに重要文化財を紹介する。 日本書紀 国宝(書跡・典籍)、1960年国宝指定 1000年ごろに郁芳家として写本を行った際のものと推定されている 全24巻並びに附1巻の合計25巻 古事記 国宝(書跡・典籍)、1983年国宝指定 1000年ごろに郁芳家として写本を行った際のものと推定されている 全4巻、上中下の各巻のうち、下つ巻を2つに分け合計4巻としている 八代和歌集 国宝(書跡・典籍)、1940年旧国宝指定、1950年国宝指定 勅撰和歌集のうち古今、御撰、拾遺、御拾遺、金葉、詞花、千載、新古今の8つの勅撰和歌集の写本である それぞれ15~40巻ごとにまとめられている 仮名序、真名序はそれぞれの和歌集の冒頭にまとめられており、他の写本類には掲載されていない和歌集においても仮名序がある 美作国風土記 国宝(書跡・典籍)、1930年旧国宝指定、1950年国宝指定 旧風土記のうち唯一の完本写本である 郁芳家が950年ごろに現在の砂賀町を統治するようになると同じころに写されたとされる 後に代官として派遣する砂賀家初代当主である砂賀行内が引き継ぎ、以後は砂賀家の所有となる 郁芳文書 国宝(古文書)、1971年重要文化財指定、2001年国宝指定 西暦1000年ごろに当主となった郁芳為貞によりはじめられた郁芳家当主による日記集である 各日の日付、出来事、天候、雑記や仕事の愚痴、他人との話のやり取りがそれぞれ記載されているほか、鶯の初鳴き、梅と桜の初咲、紅葉の日などが記されている また所領の話が月に1~2回程度記される 為貞が始めて以来、今に至るまで郁芳家当主は同じ内容の日記を書き続けている 砂賀藩明法集録 国宝(古文書)、1965年重要文化財指定、2017年国宝指定 砂賀藩に伝わっていた明法道による判例集である 1338年に守護として砂賀家が成立してから行われてきたほぼすべての民事裁判、刑事裁判の判決集として作成されている 民事裁判の場合はその争いの内容、原告と被告の住所、名前、その判決が記される 刑事裁判の場合はその罪状の内容、被告人の住所、名前、その判決が記される 毎年1月1日から12月31日までを一帙とし、これを10併せて一巻としている 室町時代から江戸時代に至るまでの民衆争議の貴重な資料である 手野家俚伝文書 国宝(古文書)、1968年重要文化財指定、2020年国宝指定 手野総合博物館別館のもととなっている俚伝文庫に所蔵されていた文書集である 金元藩式目録 重要文化財(古文書)、1965年重要文化財指定 金元藩に伝わっていた式目の記録である 鉄砂鍛剣文書(くろすなたんけんもんじょ) 重要文化財(古文書)、1955年重要文化財指定 国宝である太刀銘初砂以来、鉄砂一族が鍛造し続けたほぼすべての刀剣類の記録類である 鉄砂(くろすな)とは鉄(くろがね)一族のうち、砂賀家に招聘された者であり、苗字書出により砂の字を与えられ成立した 砂賀家当主は常に鉄砂が作刀を担当し、他の者については重要人物であれば鉄砂が、他の者については鉄がそれぞれ作刀などを担当することになっていた 文書には、日付、刀の大要、銘などが記載されており、鉄砂あるいは鉄の一族が作刀した刀剣類については調査するための一次資料となっている なお、重要文化財に指定されているのは明治改元(1868年10月23日)以前のものが対象となっており、以後の同一文書については重要文化財の指定から外されている 大納言補任状 重要文化財(古文書)、2015年重要文化財指定 郁芳家当主が大納言に補任された際に、それぞれ詔書が作成され、それをまとめたものである 重要文化財となったのはその詔書が全て宸筆により作成されたという点である なぜ宸筆なのかは定かではない 現在、宸筆とされるものが少ない天皇までも含めるため、貴重な資料となっている 動物園部門 動物園部門は天然記念物の研究、飼育、保護などを行っており、これらに併せて展示を行っている。 また、手野財団が管理をしている史跡や名勝といった記念物についても、動物園部門が管理を行っている。 ここでは、飼育している国指定天然記念物あるいは特別天然記念物を記す。 金元馬 1968年天然記念物指定 日本在来馬として最大、大型馬に分類される馬である 旧山砂賀家住宅 1949年史跡指定 1771年に5代目山砂賀の弟が大坂へと来て絹布を販売し、その財で建てた住宅である 金元藩の代官としての地位もあるが陣屋は別にあったため、単なる住宅として建てられた 書院造と寝殿造の折衷形であり、砂賀造と呼ぶこともある 旧手野家住宅が近接しているがこちらは史跡の指定を受けていない テノホタル 1950年天然記念物指定、2010年特別天然記念物指定 天神梅 2010年天然記念物指定 愛雲桜 2010年天然記念物指定 寄附館部門 寄付館部門が所蔵している文化財は数多くあるため、国宝並びに重要文化財を紹介する。 軍事館部門 軍事館部門について文化財とされているものは少ないが、一部の所蔵品については国宝、重要文化財あるいは重要美術品などの指定や認定を受けている。 鉄甲冑(くろがねかっちゅう) 国宝(工芸品)、1950年重要文化財指定、2000年国宝指定 鉄一族により作成された試製甲冑である 刀として鍛造したが使用されなかった金属を用いて鉄板とし、それらをつなぎ合わせることによって作成されたプレートアーマーである 総重量は50kgにも及び、実戦使用されることはなかったため完品として現在に引き継がれている なお、使用者としては当時の砂賀家当主を想定したようで、彼に合わせた設計となっている カノン砲 重要文化財(歴史資料)、1979年重要文化財指定 戦国時代中期に種子島経由で輸入されたらしいカノン砲である 由来書きによれば堺の商人が金元藩に売りに来たという、それを購入し金元陣屋に備えたものである 実戦で使用されたかどうかは不明であるが、弾数や当時の火薬の量から推定するに、おそらく使われたことはないだろうという話である なお金元藩から砂賀藩へとこのカノン砲の話が持っていかれたものの、砂賀藩では特にこの砲の量産や研究などを行わせることはなかった 記念館部門 記念館部門のうち、文化財として特に著名なのは記念船、記念鉄道の各部門の所蔵品である。 戦艦「TG-BMS-S05-002翠玉」 重要文化財(歴史資料)、2011年重要文化財指定、指定名称は戦艦翠玉である 戦前手野武装社が建造した戦艦のうち現存動態可能なもののうち最古のものである 翠玉は固有名詞、その前の番号は手野武装社並びに手野武装警備が定めている公式の記名法である なお、翠玉とはエメラルドのことを指す 現在では、大阪府大阪港手野桟橋に係留されているが、動態保存のため、記念日や祭典の際には移動することができる 手野鉄道甲種4号車両 重要文化財(歴史資料)、2003年重要文化財指定 戦前、初めて手野鉄道として製造を行った鉄道車両である 甲種とは旅客車両、4号とはその大きさを表している なお最小の1号から最大の5号まであった 明治39年に建造され、昭和33年に引退するまでの間、旅客を運び続けた 手野鉄道丙種丸特車両 重要文化財(工芸品)、1971年重要文化財指定 1911年に建造された貴賓客用車両である グッディ子爵より紹介を受けた技師の指揮により建造された 甲種4号車両とは異なり、明治から大正時代にかけてのモダニズム様式を採用した工芸品としての価値が極めて高いと判断された その結果重要文化財としての分類は歴史資料ではなく工芸品である なお、指定名称中「丸特」とあるのは〇に特という字が入った形をしている 入館料 手野総合博物館については、入館料がそれぞれ設定されている。 また、セットで安くなる入館料の組み合わせがある。 なお、手野公園内にある保存鉄道を使用する際の場合のみ運賃と表記される。 団体は20名以上の場合に、予め申請することによって適用される入館料である。 前売りなどの割引入館券を用いる場合は、一般に表示される金額から1割引きとし、100円未満は切り捨てとする。計算の結果、100円を下回る場合は無料とする。 大学生、高校生、中学生、小学生については学生証、生徒証、あるいは児童証などを提示しなければ大人の入館料が適用される。 なお、手野学園に所属する学生、生徒、あるいは児童については、常に団体の入館料が適用される。 海外館部門については、入館料ではなく、施設維持協力金として徴収している。また、テック・カバナー館については米ドル、グッディ館については英ポンドとなっている。 特別展を行う場合、以下の入館料に1000円までの金額が加算される。 部門名 一般 団体 大人(円) 大学生高校生(円)中学生 小学生以下(円) 大人(円) 大学生高校生(円)中学生 小学生以下(円) 博物館部門 1000 500 無料 800 無料 美術館部門 1000 500 無料 500 無料 天文台部門 500 200 無料 200 無料 図書館部門 無料 動物園 2500 1500 500 2000 1000 無料 水族館 2500 2000 1000 2000 1500 500 植物園 1000 500 無料 500 250 無料 軍事館部門 3000 2000 1000 1500 700 300 記念船部門 2000 1000 無料 1400 600 無料 記念鉄道部門 200 記念館部門 無料 テック・カバナー館(ドル) 10 無料 6 無料 グッディ館(ポンド) 8 無料 5 無料 休館日 手野総合博物館は、共通の休館日とともに、各施設ごとに設定されている休館日がある。 休館日以外にも、時間を短縮して営業する短縮営業日が各館ごとに設定されることもある。 なお、海外館については、展示品入れ替えの時期を除いて、原則年中無休である。 共通休館日 手野総合博物館の共通休館日としては、年末年始の日付がある。 年末年始としては、12月30日から1月4日までが設定されているが、場合によっては12月31日から1月1日となることがある。 また、毎月第2水曜日は共通休館日となる。ただし、当日が祝日の場合はその翌平日が休館日となる。 施設別休館日 手野総合博物館の各施設によっては、休館日が設定されていることがある。 休館日は建物ごとや部門ごとに設定されている。 博物館部門並びに美術館部門のうち特別展を行う部分については、展示品の入れ替え作業のため、特別展の前後については休館となる。 天文台部門については、雨天については天文台の望遠鏡の観測を休止することがある。 軍事館部門並びに記念館部門については、整備が必要なことがあり、そのために休館あるいは展示休止を行うことがある。 歴史 ここを編集
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螺旋博物館Ⅱ ◆j3Nf.sG1lk はげ頭でひげ面の大男と育ちの良さそうな雰囲気を纏った少年。 その二人が奇妙な螺旋型にモチーフされた扉の前で立ち尽くしている。 二人を足止めしているのは、何てことは無い、ただの張り紙だ。 『特別展示準備中』 改めて言う事でもないが、この一枚の紙切れそのものに何ら力は無い。 紙が扉に硬い鍵をしているわけでも、紙そのものが人間を押し返すような障壁を作り出しているわけでもない。 なのに、人間はたかが紙一枚に行動を制限されてしまう。それはなぜか。 簡単な話だ。人間には知能があり、必然的に与えられた情報から物事を推察してしまう生き物だからである。 紙と、そこに書かれている文字、その二つが扉の前に立ちはだかっている以上、人間は情報から事実を推察しようとし、必然的に動きを止めてしまうのだ。 (準備中?なら今は準備している人の邪魔になってはいけない、後でまた来よう) その張り紙を見た人間は自然とそう考える。 これは人間社会で培われた当然の考えであり、言い換えればモラルというものである。 現代社会程度の文明で相応の年月を社会で過ごした者ならば、この程度のモラルは当たり前、そういう次元の話なのだ。 当然、その扉の前に立つ二人も…… 「……フンッ」 大男が躊躇いも無く扉に手をかけ、力を入れて扉を押し開こうとする。 モラル云々の話しが一気に霧散した瞬間だった。 しかし、それも仕方の無い事とご理解いただきたい。 時と場合によっては間違いなく警備員や関係者に注意を受けるであろうこの行為も、 今この瞬間だけで言えば、そう責め立てる様な行動ではなくなってしまっているのである。 なぜなら、今大男と少年を取り巻く環境が『殺し合い』という常軌を逸した状況であり、生き残る為にモラルさえも捨てなければいけない環境だからだ。 張り紙一枚で行動を制限され、その隙に殺されたのでは死んでも死に切れない。 ゆえに、切迫している状況で張り紙に掛ける配慮などあって無いようなものであり、大男の行動は至極当然というべきものなのである。 「ヌッ……」 大男、つまりジェットの額に僅かばかりの汗が浮かぶ。 喰らい付いたら離さない「ブラックドッグ」という異名を警察官時代に持っていた男は、現在は賞金首を追いかける賞金稼ぎとしてその豪腕を振るっている。 荒仕事から情報戦に至るまで何でもこなす彼にしてみれば、単純な力作業でさえ手を抜くような事はしない。 その為、この瞬間も本気になって目の前の障害をぶち破らんばかりの勢いで力を込めているようだ。 しかし、ジェットの太い腕には、残念ながらピクリとも反応が返ってこなかった。 「……フゥー、なんて硬い扉だ、びくともしないとは」 疲労の溜まった息を吐き出し、ジェットが感心したように呟く。 すると、今度は隣にいた少年が扉に触れた。 「ただ鍵が掛けられてるから、とかじゃないみたい…… ほら、見た目金属質で作られた扉みたいだけど、こうやって触ると、なんだか押し返されるような感触がするよ。それに、なんだか少し暖かいような……」 ドモンと名乗った少年の言葉にジェットが同じく扉に手を触れながら答える。 「ああ、どうやら、下の入り口と同じ自動ドアのようだが、こっちは何か不思議な力で守られてるようだな」 ジェットの指先は確かに扉に触れていた。 しかし、指先の皮膚には、集中しないと分らない程度に押し返されるような不思議な感触が伝わってきており、少年の言葉が真実だと告げていた。 「不思議な力?」 少年の顔に疑問の色が浮かぶ。 その顔を見下ろし、ジェットはゆっくりと説明するように語りだした。 「爆弾やら危険な物が参加者に支給されてるこの殺し合いじゃ、鍵を掛けた部屋なんて何の障害にもならないはずだ。それこそ紙切れと大差ない。 それなのに、こうやって時間制限付で立ち入りを禁止している部屋を無理やりにでも作らなきゃいけないって事は、 この部屋は参加者が持ち出すどんな兵器より強くなきゃいけないって事になるだろう。 それこそ、一番最初にあの螺旋王とやらに向かっていた男が放った、あの光の攻撃にも耐えられるぐらい頑丈なのは絶対だ」 そこで一呼吸置き、ジェットは扉から手を離し、その周囲の壁を見つめる。 「となるとだ、話はこの扉ばかりというわけじゃなくなってくるんだよ。 荒っぽくなるが、扉が開かないなら、今度は周りの壁を壊せばいい、てな事を考える奴が必ず出てくる。 そうなると、もう鍵だの何だのは意味が無い。その考えが出た時点で、扉だけを頑丈にすれば済む話じゃなくなっちまうのさ。 だから、俺が思うに……」 「部屋一つ丸ごと、最初に螺旋王が使ったバリアーってので守られてるって事?」 「ま、そう考えるのが妥当だろうな。 見たところ、扉は金属性でも、周りの壁は明らかにコンクリートだ。 入り口が玄関の自動ドアと同じと見る限り、厚さも大して無い。ダイナマイト一つで穴ぐらいは簡単に開くだろう。 て事はだ、本気で侵入者を拒みたいのなら、何か特殊な力で覆っちまうしか手が無いってわけだ。 そして俺達は、一番最初にその特殊な力を見ている……」 そこまで言って、ジェットは大きく息を吐き出した。 そして、ただ漠然とこれからの事を考え始める。 (やはり、俺の予想通り各施設に何かがあるのは間違い無い。 映画館、そしてこの螺旋博物館。 訪れた二つが二つとも、こうやって参加者を足止めするような小細工が施されているって事は、他の施設も回れば何かしら出てくるって事だ。 そしておそらく、その何らかは、確実に今の俺達のような殺し合いに乗っていない人間の為に用意されたものに違いない。 なぜなら、本当に殺し合いで選び出されたたった一人を求めるのなら、こんな無駄とも取れる施設を用意する必要何て全く無いからだ。それもわざわざ地図に載せてまで…… 俺が思うに、螺旋王が求めているのは、あからさまな力だけではない。 この状況を打破する程の何か、そう、それが螺旋力という奴なのだろう。 各施設の役目は、この状況の打破の為に用意された、いわばヒントだ。 何故俺達は選ばれた? 何故俺達はここにいる? 俺達の役割は? そして、螺旋力とは何なのか、それをどうやって手に入れるのか? それらの疑問に答えを出す為のヒントが、点在する施設にあると、俺は考えている) 「クソッ!せめて中に何があるのかだけでも分かればな……」 張り紙の上にはタイマーのような物があり、その予想される時刻から明日の正午まで扉は開かないと指している。 現実に開かない以上、それを受け止め、出直してくるのが筋と言うものなのだろうが、 ジェットは目の前にぶら下がったヒントを見過ごし、次の場所に向かうような余裕を持ち合わせているような男ではなかった。 その為、何か無いかと漠然と周囲を見渡してしまう。 何か、この閉ざされた部屋に関する、何でもいい、何かの痕跡を―― すると、都合よくジェットの瞳が一つの物体を天井近くに捉えた。 「……まさか、もしかしたら!」 「え?なに?どうかしたの?」 突然のジェットの行動に隣にいた少年が同じように視線を泳がす。 そして、少年の目もそれを捉えた。 「あれ何?」 少年の疑問の声を聞き、ジェットは嬉々とした表情で答える。 ジェットが見つけたもの、それは、天井にぶら下がっている一台のカメラだった。 「防犯カメラだ」 「カメラって……あの写真を撮る奴でしょ、何であんなところに……」 その一言でジェットが思い出す。 自分とこの少年には、丁度140年もの時間の差があるということを。 全く信じられないような話だが、少年は1930年代からこの場所に呼ばれたらしい。 対してジェットは、2071年から召喚されていた。 つまり、少年の頭の中には、20世紀後半に誕生した監視カメラという当たり前の知識そのものがないのである。 「そうか、君の居た時代ではまだ監視カメラの類は発明されていなかったっけな。 えーっと、映画は知ってるよな?確か1930年頃には既にあったはずだし…… あれは映画のように映像を記録することが出来る装置だ。 ああやって、大事なものがある部屋の映像を常時撮り続ける事で、人の出入りを監視するんだ」 流石に映画という言葉には思い当たる節があるのだろう。 少年は納得したように頷いた。 余談だが、少年にしてみれば10年程前の1920年頃に、映像だけのサイレント映画から音声と映像を合わせたトーキー映画に移り変わるという時代の流れをリアルに見ているため、 それを考えれば、目の前の物体が小型化された映像を記録する装置だと説明されても、何ら疑いようも無く頷けるのは当然と言えよう。 そこまで発明が進めば、いずれ防犯の為に一般的にカメラが使われる日もそう遠くはない。 少年ことドモン、いやチェスという名の錬金術師は瞬時に考えていた。 「え、じゃあ、つまり……」 「あれを調べれば何か分かるかもしれないって事だ」 ジェットはそう言うと、チェスの腕を取って歩き出した。 目の前のカメラには目もくれず。 「って、あのカメラ調べるんじゃなかったの?」 「君の知ってる映画と違って、防犯カメラの類はカメラ自身に映像は記録されない。大抵はまとめて別の記録媒体に映像が放り込まれるんだ。そいつを見つける」 そう言いながら、ジェットはどんどんと進んでいった。 その迫力に押され、少年は再び生まれた疑問を喉の奥に押しやり、ジェットの後についていく。 その瞳は、知的好奇心に絆された少年特有の輝きをもっていたのだが、ジェットも少年自身もまるで気づかなかった。 ◆ ◆ ◆ 結論だけ言えば、防犯カメラが記録した映像を保存する為の記録媒体が見つかる事は無かった。 建物の隅々、それこそ通風孔から天井裏を覗くほど探したが何処にも無かったのである。 「……はぁ、疲労が溜まっただけってわけか」 博物館の入り口の隣に据え付けられた受付まで戻り、ジェットの呟きが溜息と共にむなしく響かせた。 その溜息には言葉以上にジェットの残念な想いが込められているようだった。 (ま、考えればそうだよな。 マジックで横から覗いたら種が見えたなんて話はマジシャンとして最低の失態だ。 あれほど厳重に閉じられている事を考えると、防犯カメラぐらい手を回してるのは当然と言える。 俺は何を焦っていたんだか――) 「ねェ、ジェットおじさん、大丈夫?」 「あ、ああ…」 少年の呼びかけにより幾分心が落ち着き、ジェットは今一度活力を取り戻す為、再び大きく息を吐いた。 「すまない、ちょっと当てが外れたからって落ち込み過ぎだな。 まだやれる事は沢山ある。次に行こう」 ジェットはそう言いながら、支給されているディパックを背負いなおす。 厳密に言えばこの施設は空振りだったわけじゃない。 開かずの間という明らかに何かある部屋を見つけることが出来たのだ。 それを考えれば、防犯カメラでの失敗の一つや二つ―― (って、待てよ。 何で防犯カメラが設置されているんだ? 最初から施設内に記録媒体を置いてないんだったら、わざわざ防犯カメラその物を設置する必要が無いだろう) 瞬間的に頭を過ぎった防犯カメラという存在。 それがジェットの思考に引っかかった。 (博物館という建物の雰囲気作りの為に設置してるなら、防犯カメラがあるのは確かに必然だ。 しかし、それならただのイミテーションでいいはずだ。本当に稼動させる必要は無い。 カメラが稼動している理由、それは――) 「うん、そうだね、わかったよ。 それにしても、文明って発達するんだね。 僕、あんな機械が未来に誕生するかと思うとわくわくするよ」 少年の声を左から右へと聞き流しながら、ジェットはハッとなって頭上に煌めく入り口と受付を撮影してるであろう防犯カメラを見据える。 その眼差しは、一瞬にして鋭く険しいものへと変わった。 「ドモン君、直ぐにここを離れるぞ」 「え?」 突然の一言に少年の表情が固まる。 何を言われたのか分らないような表情だ。 「俺は馬鹿だ。 螺旋王がこのサバイバルゲームを実験と言っている以上、何らかの方法で俺達は監視されているって事は直ぐに気づけたはずなのに、その事を単純に失念していた」 「それって、もしかして……」 「ああ、俺達は常に監視されてる可能性がある。 建物の監視カメラがそのまま俺達を監視する為の道具だとは思わないが、利用されている可能性は十分にあるんだ。 外に出れば監視から外れるとは到底思えないが、こうあからさまに見られてるのは気分のいいものじゃない。 姿だけじゃなく、もしかしたら音声だって盗聴されている可能性もあるからな」 その言葉に、少年の瞳も頭上のカメラを捉えた。 その眼差しは、カメラの向こう側でこちらを見ているかもしれない者に対して怯えているようだった。 「本当ならカメラを回収して調べたいところだが、調べようとした瞬間首輪を爆発させられたら堪らん。まだ情報が少なすぎる。 今は当初の予定通り他の施設を回りながら、参加者と接触し、情報集めに専念しようと思う」 そう言いながら、ジェットは外に向かって歩き出した。 その後を追いながら、少年が聞く。 「う、うん、わかったよ。それで、次は何処へ?」 後ろから聞こえた震えるような声に反応し、ジェットは振り返りながら答える。 「本当なら図書館や警察署に向かいたいところだが、その道は今朝の爆発を引き起こした危険な奴がまだ居る可能性もある。 だから、次はここから一番近い地図に書かれた施設に向かう。つまりゴミ処分場だ」 そうして、大男と少年は博物館を出て歩き出した。 これから自分達を待っているであろう現実なんて、勿論知る由無く…… 【D-4/博物館前/1日目-午前】 【チェスワフ・メイエル@BACCANO バッカーノ!】 [状態]:健康 [装備]:なし [道具]:デイバック、支給品一式、アゾット剣@Fate/stay night 薬局で入手した薬品等数種類(風邪薬、睡眠薬、消毒薬、包帯等) [思考] 基本:最後の一人になる。または、何らかの方法で脱出する 1:ジェットと同行し、彼に守ってもらう 2:ゲームのクリア、または脱出に役立ちそうな人間と接触し利用する 3:不死者かもしれない人物を警戒(アイザック、ミリア、ジャグジー) 4:未知の不死者がいないか警戒(初対面の相手には偽名を名乗る) 5:ゲームに乗った人間はなるだけ放っておく [備考] ※なつき、ジェットにはドモン・カッシュと名乗っています ※不死者に対する制限(致命傷を負ったら絶命する)には気付いていません ※チェスが目撃したのはシモンの死に泣く舞衣のみ。ウルフウッドの姿は確認していません ※ジェットと情報交換をし、カウボーイビバップの世界の知識をある程度得ました ※監視、盗聴されている可能性を教えられました。 ※無意識の内に急激に進化する文明の利器に惹かれつつあります。 【ジェット・ブラック@カウボーイビバップ】 [状態]:健康 [装備]:コルトガバメント(残弾:6/7発) [道具]:デイバック、支給品一式(ランダムアイテム0~1つ 本人確認済み) テッカマンブレードのクリスタル@宇宙の騎士テッカマンブレード アンチ・シズマ管@ジャイアントロボ THE ANIMATION [思考] 基本:情報を集め、この場から脱出する 1:情報を集めるために各施設を訪れる。とりあえず次はゴミ処分場。 2:ドモン(チェス)を保護 3:出会えればティアナを保護 4:謎の爆弾魔(ニコラス)を警戒 5:仲間(スパイク、エド)が心配 6:明日の正午以降に博物館に戻ってくる [備考] ※テッカマンのことをパワードスーツだと思い込んでいます ※ティアナについては、名前を聞き出したのみ。その他プロフィールについては知りません ※チェスと情報交換をしました ※監視、盗聴されている可能性に気づきました。しかし、それは何処にでもその可能性があると考えているだけで、首輪に盗聴器があるという考えには至っていません。 【螺旋博物館】 その名の通り螺旋に関するものを展示している博物館。 常設展示用の部屋は3つあり、それぞれ、 「どうぐにもなる螺旋!~おとこのロマンだ~」「きみのなかの螺旋!~じんたいのふしぎ~」「うちゅうのなかの螺旋!~すごくでかいぞ~」 と題して展示物が並んでいる。 二階には特別展示用の部屋があり、そこは二日目の正午まで開かず、中に何があるのかも不明。(螺旋力によるバリアーで完全防護されている模様) 入るには螺旋に関するものが必要らしいが……? 館内には監視カメラが設置され稼動しているが、それが、防犯の為なのか参加者を監視する為なのかは、今のところ不明。 時系列順で読む Back とあるラピュタの同性交流 Next 消えない憎悪 投下順で読む Back 捻 -twists and turns- Next 崩落 の ステージ(前編) 116 まだ静かな朝 チェスワフ・メイエル 161 ランチタイムの時間だよ 116 まだ静かな朝 ジェット・ブラック 161 ランチタイムの時間だよ
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博物館 網走監獄 はくぶつかん あばしりかんごく 北海道網走市にある、明治時代に建てられた網走刑務所を移築した野外博物館。 所在地 北海道網走市字呼人1番地の1 料金 1050円(インターネット割引券有り) 時間 4~10月 8:00~18:0011~3月 9:00~17:00 定休日 年中無休 URL http //www.kangoku.jp/ 地図 より大きな地図で 北海道 を表示 展示物 移築建築物 教誨堂(国登録有形文化財) 五翼放射状平屋舎房(国登録有形文化財) 二見ヶ岡農場建築物群(国登録有形文化財) 庁舎 レンガ造り独居房 通用門、哨舎(4棟) 二見ヶ岡湖畔神社 旧釧路地方裁判所網走支部法廷(内部) 裏門 再現建築物 鏡橋、レンガ正門・塀・水門、二見ヶ岡農場正門、集治監正門、耕耘庫、浴場、休泊所(2棟) 味噌醤油蔵、漬物庫、高見張り(2棟)、木造独居房(2棟)、炭焼き窯、看守長屋 行刑資料館 関連項目 2009-08-18 2009年8月北海道 おすすめ観光地 歴史的建造物一覧 網走刑務所 近代建築 タグ 2009年8月18日 おすすめ 北海道 博物館 国登録有形文化財 大正時代 歴史的建造物 網走市 近代建築
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上杉博物館 織田信長が上杉謙信に贈った国宝「洛中洛外図屏風」や「上杉家文書」など上杉氏ゆかりの文化財を多数所蔵・展示しています。また肖像画や文書など直江兼続関連の資料も多数所蔵しています。 問合せ:上杉文化振興財団(伝国の杜) 〒992−0052 山形県米沢市丸の内1−2−1 TEL:0238−26−8001 FAX: パンフレット ※画像をクリックするとパンフレットが開きます。 imageプラグインエラー ご指定のURLはサポートしていません。png, jpg, gif などの画像URLを指定してください。 ホームページ http //www.denkoku-no-mori.yonezawa.yamagata.jp/ 〈ブログ〉 尾瀬の帰り〜米沢〜上杉神社に寄る!(^0^) http //blogs.yahoo.co.jp/yoshida4600tem/40112801.html 山形ぶらり旅〜その①〜 http //blogs.yahoo.co.jp/redia723/29838796.html 米沢が熱い〜天地人 http //blogs.yahoo.co.jp/mhrwx480/29790808.html 天地人の里米沢、上杉家御廟所 http //blogs.yahoo.co.jp/yamaji20062001/40003664.html 天地人の里米沢、直江兼続・お船を訪ねて http //blogs.yahoo.co.jp/yamaji20062001/39983871.html ドラマ天地人の里米沢を訪ねて http //blogs.yahoo.co.jp/yamaji20062001/39958222.html 【東北の旅①】 http //blogs.yahoo.co.jp/naru44zoo/5578174.html 天地人博 http //blogs.yahoo.co.jp/happy04020728/28858559.html ◆山形 『天地人博&上杉神社』 http //blogs.yahoo.co.jp/itoman1100/55156297.html 夏の花は?… あれれ 変な方向に(2) http //blogs.yahoo.co.jp/kogomi1758/20077362.html 天地人めぐり in米沢 http //blogs.yahoo.co.jp/talisman_peachi/3920581.html 米沢 ふたたび http //blogs.yahoo.co.jp/tisy03/19394567.html 東北地方ツアー http //blogs.yahoo.co.jp/raijin2491/58334593.html JR東日本・新幹線乗り放題3日間♪② 天地人博 http //blogs.yahoo.co.jp/itsukosugi/19206585.html 松岬神社、上杉記念館等(米沢市) http //blogs.yahoo.co.jp/today_kids/50293923.html 佐藤錦&米沢牛と天地人博の旅 http //blogs.yahoo.co.jp/yasan0715/53441708.html 携帯サイト 最新のチラシ imageプラグインエラー ご指定のURLはサポートしていません。png, jpg, gif などの画像URLを指定してください。 《周辺情報》 〈ブログ2〉 #blogsearch /
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《SIVA博物館(シヴァはくぶつかん)/Siva’s Museum》 SIVAという老人が経営している博物館。アイテムやカオスワールドのキャラクターの持っている武器・歴史物など、模造品ではあるが数多く展示している。 これからも展示物を増やす模様。 展示物 上海人形:アリス・マーガトロイドが作った人形。これを使ってアリスは戦うと言う。 454カスール カスタム オートマチック:アーカードが使用している対化物用の白銀と黒の大口径拳銃。 &ジャッカル セルティ・ストゥルルソンの首:デュラハンであるセルティの首。勿論、模造品であり本物ではない。 ランドマスター:やとわれ遊撃隊「スターフォックス」の戦車。機能性は日本軍顔負け アーウィン:やとわれ遊撃隊「スターフォックス」の主力戦闘機。これさえあれば第二次世界大戦時、アメリカなど敵ではなかった・・・・・。 創造の本:人を作り出せる本で作者は不明。神無月鳴叶はここから生まれたらしい・・・・。 デデデのハンマー:デデデ大王が持っているハンマー。 カオスエメラルド:別名『奇跡を呼ぶ宝石』。全部で7つあり、全て集めると強力な力を手にすることができる。現在、全てアオの手に渡っている。 カオスエネルギー:カオス界を動かす源。これがなければ、カオス界は誕生しなかった。 ライダーセット:歴代仮面ライダーのスーツ・・・・・・・・。 ミニ八卦炉:霧雨魔理沙の持っている武器。マスタースパークを撃つのに必要なものらしい・・・。 呪われた(?)賽銭箱:とある神社にあるという呪われた(?)賽銭箱。これを置くとたちまち財政難に陥ると言う(勿論、模造品) 銃剣と聖書:アレクサンド・アンデルセン神父が所有していた武器とアイテム。どれも対化け物用の物 アーカードの棺:棺のふたには『私はヘルメスの鳥 自らの羽根を喰らい 飼いならされる』と書いてある。 デッドルファウンド:別名、悪魔の水晶玉。これを体に取り込んだ者は強力な力を得ることができる。現在シルヴィと一体化している。 アキナガの宝:アキナガのお宝、数が多い……。 魔血玉:魔力増幅アイテム。値打ちは金貨550枚。ゼロスが広めている。 聖紅蒼ディーヴペンダント:ディーヴ王国の伝説のペンダント。凄い力を秘めているそうだ。 魔法コンプリートブック:1000ページはあるであろう魔法の本。シルバーが半年かけて全て読み終わり、魔法を扱える様になった。 ※ここはまだ未完成です。 書かれていないことがあったりしたらどんどん更新してください。 名所へ戻る コメント 名前 コメント すべてのコメントを見る
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基礎データ ブランド名 江戸東京博物館 会社名 東京都江戸東京博物館 電話番号 03-3626-9974 Fax番号 メール info@edo-tokyo-museum.or.jp 企業分類 非営利団体 現在の問合せ結果 △ 現在のコメント 今回の広告は博物館側は一切広告料は支払っていない、広告掲載を続けることに問題はない 最終更新日 2008/08/02 特記事項 基礎データ特記事項 江戸東京博物館2008年6月22日の毎日朝刊に広告あり 2008年7月19日の毎日朝刊に広告あり 2008年7月20日の毎日朝刊に広告あり 2008年7月24日の毎日朝刊に広告あり 7/24 △(今回の広告は博物館側は一切広告料は支払っていない、広告掲載を続けることに問題はない) 2008年7月25日の毎日朝刊に広告あり 2008年7月30日の毎日朝刊に広告あり 2008年7月31日の毎日朝刊に広告あり 2008年8月01日の毎日朝刊に広告あり 特に新聞に広告を出している企業は毎日新聞にとって泣き所となるようです 問合せ 問合せ先一覧 / 毎日新聞に広告を出していた企業(日付別) / 毎日jpに広告を出していた企業 / 電話問合せのコツ 結果別一覧 ◎◎-◎-○ / △ / ×(記号、数字、ローマ字) / ×(ひらがな) / ×(カタカナ・ア行~ナ行) / ×(カタカナ・ハ行~ワ行) / ×(漢字・あ行~か行) / ×(漢字・さ行~た行) / ×(漢字・な行~は行) / ×(漢字・ま行~わ行) 分野別一覧 製造業 / 製造業その他 / 小売、卸売 / サービス業、娯楽 / 医療、医薬 / 建設、不動産 / 金融、運輸、IT、その他 / マスコミ、出版 行政等一覧 行政、各種団体等 / 教育機関等 / 政治家、著名人 毎日新聞系列 【その1】 【その2】 【その3】 【その4】 【その5】 【その6】 【その7】 【その8】 【その9】 問合せ報告 毎日新聞関係の凸結果を淡々と張り続けるスレ7 ※「電凸」とは「電話問合せ」のインターネットスラング(俗語)です。(詳細は用語集) 対応評価の大まかな目安 ◎◎ 広告打ち切り・今後広告を出さない・今後広告を出す予定はない ◎ 良対応・厳重な抗議 ○ 普通、中立対応・対応検討中、今後注視 △ 保留・問合せの返答結果待ち(3日以内に回答なければ×) × 悪対応・無回答・処分は十分毎日の姿勢を容認・広告続行 このテンプレを編集 江戸東京博物館 2008年6月22日の毎日朝刊に広告あり 2008年7月19日の毎日朝刊に広告あり 2008年7月20日の毎日朝刊に広告あり 2008年7月24日の毎日朝刊に広告あり 7/24 △(今回の広告は博物館側は一切広告料は支払っていない、広告掲載を続けることに問題はない) 105 名前: 名無し草 [sage] 投稿日: 2008/07/24(木) 10 26 53 http //changi.2ch.net/test/read.cgi/ms/1216774603/848 日本の母は息子の性処理係、毎日新聞が捏造記事100 848 名前:可愛い奥様[] 投稿日:2008/07/24(木) 10 23 57 ID sMDASo0n0 江戸東京博物館に電話問い合わせ(広告出稿は問題なし。) 対応者は展示館企画担当の女性 今回の広告は博物館側は一切広告料は支払っておらず、毎日新聞が支払っている ということ。 無料であっても広告が出ているということについて、博物館側の毎日新聞に対する 姿勢を聞いたところ「反省、謝罪、処分も行っており、広告掲載を続けることには問題 はない」とのこと。 2008年7月25日の毎日朝刊に広告あり 2008年7月30日の毎日朝刊に広告あり 2008年7月31日の毎日朝刊に広告あり 2008年8月01日の毎日朝刊に広告あり 検索 2008年7月19日の毎日朝刊 広告一覧 2008年7月20日の毎日朝刊 広告一覧 2008年7月24日の毎日朝刊 広告一覧 2008年7月25日の毎日朝刊 広告一覧 2008年7月30日の毎日朝刊 広告一覧 2008年7月31日の毎日朝刊 広告一覧 2008年8月01日の毎日朝刊 広告一覧 2008年8月09日の毎日朝刊 広告一覧 2008年8月14日の毎日朝刊 広告一覧 2008年8月15日の毎日朝刊 広告一覧 2008年8月16日の毎日朝刊 広告一覧 2008年8月20日の毎日朝刊 広告一覧 2008年8月22日の毎日朝刊 広告一覧 2008年8月23日の毎日朝刊 広告一覧 2008年8月27日の毎日朝刊 広告一覧 2008年9月01日の毎日朝刊 広告一覧 2008年9月02日の毎日朝刊 広告一覧 2008年9月06日の毎日朝刊 広告一覧 2008年9月12日の毎日朝刊 広告一覧 2008年9月15日の毎日朝刊 広告一覧 2010年12月27日の毎日夕刊 広告一覧 2010年12月29日の毎日朝刊 広告一覧 2011年12月28日の毎日夕刊 広告一覧 2011年1月04日の毎日朝刊 広告一覧 2011年2月09日の毎日朝刊 広告一覧 2011年4月27日の毎日朝刊 広告一覧 2011年4月30日の毎日夕刊 広告一覧 2011年9月25日の毎日朝刊 広告一覧 2011年9月29日の毎日朝刊 広告一覧 2012年1月01日の毎日朝刊 広告一覧 行政、各種団体等への問合せ結果
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クリスガーラスの都にある、古今東西のガラス工芸品を収集した博物館。 創設者のコレクションを含む数千点もの芸術作品が展示されている。 新鋭の若手ガラス職人だけでなく、国王の作った作品も展示されていたりする事も。 関連 クリスガーラス王国 目次に戻る
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人民博物館の人 アカウント名は「フレン」 [人民博物館の人]という通り名の由来は動画を見たファンがつけてくれたタグから 主にドイツ軍のエース、ルーデル関連の替え歌を歌っている 相当のルーデルファンらしく、ルーデルの話題専用のコミュまで作ってしまった 実は違う通り名で軍歌をハンマーでアレンジした動画も上げていたりもする ジャンル 歌ってみた ルーデル 関連サイトなど 生放送コミュニティ:ルデル・クラブ ニコニコ支部 生放送コミュニティ:フレン人民博物館 ニコニコ支部 ニコニコ大百科ユーザー記事:フレン(ユーザー) 関連タグ 替え歌歴史シリーズ 人民博物館の人 マイリスト 替え歌歴史シリーズ・ハンマーMAD等兼用マイリスト 適当な詰め合わせ 代表作 第五回政歴M@D祭参加作品 第六回政歴M@D祭参加作品 第七回政歴M@D祭参加作品 第八回政歴M@D祭参加作品 第九回政歴M@D祭参加作品
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博物館・埋文センター、考古学を学べる大学、その他のリンク集 博物館(海外) アジア 國立中央博物館 國立慶州博物館 アフリカ ヨーロッパ 大英博物館 ルーブル美術館 メソポタミア、エジプト、ギリシャ等の出土品コレクションは圧巻。ハンムラビ法典、アッシリアの人頭有翼雄牛像、ホルス神像、そして『ミロのヴィーナス』、『サモトラケのニケ』・・・。個人的には、ハンムラビ王の攻撃により滅んだ幻の都市国家マリのライオン像がおすすめ。 ギメ美術館 ヨーロッパにおける東洋研究のメッカ。「国宝級」の彫像・壁画などがそこら中に無造作に置いてあり、個性あふれる各国の仏像・神像は見ていて飽きない。『Siva Nataraja(踊るシバ神)』は必見。 ペルガモン博物館 展示室の中に遺跡を再現してしまった驚愕の博物館。ペルガモンの大祭壇、ミレトスの市場門もいいが、何と言ってもバビロンのイシュタル門には感動させられる。 北米 中南米 オセアニア 博物館(北海道・東北)/博物館(関東)/博物館(中部)/博物館(近畿)/博物館(中国・四国)/博物館(九州・沖縄) 埋文センター 考古学を学べる大学 その他お役立ち (このページは作成中です。ないものがあれば追加してください)
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ドナルドの博物館見学 タイトル ドナルドの博物館見学(Modern Inventions) 公開 1937年5月29日 製作 ウォルト・ディズニー 監督 ジャック・キング 作品 ドナルドダックシリーズ(公式にはミッキーマウスシリーズとして扱われる) 前作 ドナルドのメキシカン・ドライブ 次作 ドナルドの駅長さん あらすじ 最新のロボットが展示される近代博物館にやってきたドナルド。博物館に入ると早速執事ロボットが出迎え、感心するドナルドだったが、執事の仕事をしようとするロボットに帽子を取られてしまう。激怒するドナルドだが、どこからともなく新しい帽子を取り出す。 博物館を回るドナルドは様々なロボットの発明に感心しきり。本人が寝ていても勝手にヒッチハイクしてくれるロボット、物を自動で梱包してくれるマシン、赤ちゃんをあやす子守マシン、お任せで整髪してくれる理容椅子マシンなどなど。興味本位でそんなロボットたちを使ってみるドナルドだったが、ちょっぴり乱暴なロボットたちに大いに振り回されることになる。 キャラクター ドナルドダック(声:クラレンス・ナッシュ) 執事ロボット(声:ビリー・ブレッチャー) 子守ロボット(声:不明) 理容椅子ロボット(声:クリフ・エドワード) キャスト ドナルドダック:クラレンス・ナッシュ 執事ロボット:ビリー・ブレッチャー 子守ロボット:? 理容椅子ロボット:クリフ・エドワード 日本語吹き替え ドナルドダック:山寺宏一 執事ロボット:? 子守ロボット:? 理容椅子ロボット:?